言葉でない言葉「音楽」で親子のリズムを整えてほしい。

リトミックサークル「SwingSwingおんがくくらぶ」を立ち上げたのは18年前。立ち上げてあっという間に100組を超え、そこから教室を構えて13年目になりました。


(これが立ち上げた時のロゴ)

 

意気揚々と「リトミックサークルするぞ!!」というよりは

我が子の人見知りを何とかしたい、お友達と手をつないでほしい!と思ったのがきっかけで始りました。

 

 

私ごとになりますが

それは当時1・9歳で下の子が生まれ、

2歳誕生日すぐに父親が大きな事故に遭い生活が一変する出来事があり、

1才半からの人見知りの始まりに輪をかけてしまったことから始まりました。

公園に行っても輪に入れず砂場の隅で穴を掘るだけ。

声をかけられても振り向きもしない。

「ブランコー!」と言ってずっと乗ってる。
私はずっと押している。

必ず裸足になって遊ぶ。靴を履くことを
公園では絶対しない。(冬でも)

 

親子教室に行っても輪にも入らない、
私の胸に顔をうずめて泣いているだけ。

「魔の3才っていうけどここまでなんて・・」
とかなり悩みました。

また、
家庭環境がガラッと変わった時期だったので
(事故を機に別居になってしまった)

 

娘に対して申し訳ない気持ちでいっぱいで・・・なんとか
「笑って」ほしくて・・。

 

 

おうちでしか発散できないのなら・・
と発想を変えてみました。

まず

やりたいことを

気が済むまで!!

 

 

やらせてみようと思い、当時長女のマイブームだった、

① 水道の蛇口から水が流れる様子が
とても好きで
水浸しになって遊んでいたが、
ちょろちょろと流れる位なら
水浸しにはならないし、
あまり水道代もかからないので
好きなだけさせた。
(長くて30分位だったかな・・あまり長いと「手を洗いたいなあ」など私も使いたいと言って止めてもらうように促した)

② 押入れ上段は「工作が自由にできる場所」として一面に紙をはり直接描いてもいいようエリアを作った。これは妹と二人で黙々と遊んでいた。かなりお気に入りのスペースでした。

 

③ 「雨の日限定」ということにして、トイレットペーパーを転がして自由に遊んでもいいということにした(多くはボーリングのピンに見立てたペットボトルを倒すゲームをしていた。もちろん後でその紙は使いましたよ!)

外で人見知りにより自己解放ができない分、
自宅で発散させることにより

「自分の気持ちを信頼できる誰かに話す」
ことができるようになり、

「自分がどうやったら納得できるか」
(いわゆる「もういい」という感覚))
が分かったこと、めっちゃ嬉しかったです!!

 

ただ・・お友達との関係はまだまだ進まず、

「入園までにお友達と手をつないでほしい!」
これはまだまだで・・考えに考えて・・
「自宅なら長女も安心するかも!」と思い

公園友達に協力してもらって、

3DKの団地で・・
台所にエレクトーンを引っ張り出して!

月2回のリトミックが始まりました。

 

 

私は講師なのでエレクトーン弾いたり絵本読んだりしています。

長女はそんな私にしがみつくか隣の部屋に行ってしまうかでしたが、

みんなが帰ってから歌ったり絵本を読んでとせがんだり、

終わった後でみんなが帰ってから楽しんでいました。

 

 

そこから・・少しずつ・・

公園でお友達とおもちゃの貸し借りができたり、

レッスンに少し参加出来たり・・

 

 

数か月経ち、近所のお餅つき大会だったかな・・

ママ友が

「みてみて!!!!」と。

ふと見ると

そのお友達と娘が「手をつないで」いたんです!!!!

 

これは感激でした。

 

今でも忘れられません。

 

 

そこからレッスンでもお友達と手を繋ぐこともでき、

大人とも手を繋ぐことができて、

 

 

無事入園!

 

できました。

 

この経験で学んだのは

子供は泣いていても嫌がっていても

その場に興味を持っている

 

ということでした。

 

 

 

その場で嫌がったからおしまいではない。

何でも吸収できる柔らかい脳を持っています。

そしてママが想定した反応ではなかったとしても

必ずお子さんに「何か」が響いています。

そして「音楽」というのは

明らかに「心を軽くする」力があるんだと

娘を通して実感できました。

 

私は固定概念」と「子供はこうあるべきである」という

理想がとても強かったのでこの経験で

「子供が新しい価値観を教えてくれる」

と、気づきました。

ここで気づかなかったらどうなっていたことやら・・デス。

 

 

 

無事に入園し、リトミックサークルも解散になったので

もう終了にしようと思っていたら、

友人が「うちの子にも教えて!!」と依頼があり、

サークルがを継続することになりました。

 

 

音楽で子供の可能性をもっと広げたい!

音楽という言葉で親子のかかわりをもっと楽しいものに。

「楽しい」と親子で感じるから子供の可能性を

大人が見つけてあげることができるのではないでしょうか?

 

音楽が「楽しい」と親子で感じることが楽器の上達の原点。

 

そんなおもいで教室運営をしています。

 

(こんなに大きくなっちゃいました(笑)
現在音大の2年、4年生です)