当方のクラシックスネア・ティンパニのレッスンでは、ドイツの名ティンパニスト、テーリヒェンのお弟子さんだった山口十郎氏から藤井修に伝えられたドイツ奏法の基礎を教えております。
山口十郎先生は、テーリヒェンから「是非、私の奏法を日本に広めて欲しい」と託されたそうですが、日本ではアメリカンスタイルの奏法が一般的ということもあり、テーリヒェンの願いに応えられなかったことを残念に思っていらっしゃいます。
その願いの一端を担えたらという思いで、アメリカンスタイルの奏法が一般的な日本で、あえてドイツ奏法を教えております。
ドイツ奏法を身に付けると、重厚な音質が得られます。
ロックやジャズのドラムにおいても、スティックの基礎を身に付けることで、ドラムの音色も良くなります。
また、ティンパニの勉強を通して、アーティキュレーションやスコアリーディングの理解も深まります。
講師名 | 藤井 修 |
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プロフィール | 1946年、岡山県笠岡市出身。 打楽器を、永野成計、山口十郎両氏に師事。高校卒業後、関西にて打楽器奏者として、吹奏楽団、オーケストラ、ジャズバンド、テレビ、ラジオ、スタジオ等で演奏活動を行うと共に、1968年より打楽器、吹奏楽の指導と教育システム作成を行う。主な執筆テキストは、「はじめてのドラム」(2003年共著カワイ出版)、「たのしいドラム」(2006年共著カワイ出版)等。 1979年より、音楽理論と作曲を七ツ矢博資氏に師事、創作活動を行う。主な作品として、独奏ヴィオラとオーケストラの為の「風の言葉」、吹奏楽の為の「鳥たちの神話」(2004年吹奏楽コンクール課題曲)、弦楽四重奏の為の「SPIRAL MOVEMENT」、大阪城創作野外オペラ「千姫」(大阪市より委嘱、2005年・2006年大阪城にて公演)、男声合唱とピアノの為の「石狩河口」等の他、多様な編成の楽曲の作曲を多数行うと共に、ピアノ小品集こどものためのインベンション「音の花かご」(レッスンの友社)等、教育の為の音楽を作り続けている。 2008年より、大阪教育大学、寺尾正教授を代表とする「わらべうた」をベースにした合唱、及び器楽合奏の教育システム作成の共同研究に参加する他、アイヌ伝統音楽の研究も行っている。 |
担当 | ドラム パーカッション |
開講日 | 木曜日開講(曜日応相談) |
レッスン料 | 単発レッスン60分5000円 |